ミラボレアスには、ミラバルカンやミラルーツといった近縁の種がいますが、これはあくまで通称で、全て「ミラボレアス」という名前なんですね。
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国 を亡ぼす邪龍の伝説
黒龍 ミラボレアス
初登場は初代モンスターハンター。
「運命の戦争」
「運命を解き放つ者」
「運命の始まり」
「邪龍」
などの別称があります。
かつて大昔にシュレイドという王国がありましたが、この黒龍ミラボレアスとの戦争によって、一夜に文明ごとすべて滅び去ったとされています。
圧倒的な力を持つこの邪龍の前では一つの夜だけで国1つを終わらせることなど造作もないということが伺えます。
これまでのモンスターとは一線を画す存在である黒龍。殆ど世にはお伽噺としてしか伝わっておらず、伝説の存在として語られています。
また、伝説の存在と言えど彼に挑戦する者はいます。が、彼らを返り討ちにして、超高温の炎で鎧や装備を溶かし、自身の強固な鱗の糧とする特殊な生態をもつ龍です。
オーソドックスなドラゴンの見た目をしており、神話では邪な存在として語られがちな龍。
まさに、
「正統派」かつ「王道」
の龍であることがわかりますね。
黒 龍の別種
この黒龍にも、別種が存在します。
俗称でいうと、
ミラバルカン
ミラルーツ
そして
ミララースです。
ミラボレアス【紅龍】
通称:ミラバルカン
何らかの理由から、かの龍が「怒れる邪龍」となり、紅く染まった姿。
伝承には「伝説を遥かに上回る災厄」として残されており、一説によれば彼の咆哮で大地が揺れ、火山が吹き荒れる非常に危険な存在です。
伝説の黒龍より片方の角が短くなっており、これがいかなる意味を成しているかは不明。
また、便宜上【紅龍】としていますが、ゲーム内では単に「ミラボレアス」としか呼称されません。
ミラボレアス【祖龍】
通称:ミラルーツ
黒龍とは全くの対照的な、純白に輝く煌々とした鱗に身を包んだ、ミラボレアスの一種。
黒龍ミラボレアスや紅龍ミラボレアスなどとは異なり、彼の名が伝承に登場したことは一度として無い、まさに伝説の中の伝説。
皆既日食の時に現れると言われますが、真偽は不明とされています。僅かにわかることと言えば、ある書物に「祖龍」という呼称が記されていたり、石盤に「祖なるもの」といった言葉が遺されているのみのようです。
ミラボレアス【紅龍】
通称:ミララース
怒りによって我を忘れ、極限の怒りに覚醒を遂げた紅龍の特殊個体。ひとたま咆哮すれば、紅の焔によって全てが焼き払われるとされています。
今までの紅龍は黒い体が赤みががっていましたが、彼は全身が真っ赤に染まり、体から溶岩のようなものが滴り落ちるほどの高熱を放っています。
素材には「黒龍の紅焔鱗」「黒龍の紅焔角」と称されるものがあるのですが、そのことからプレイヤーたちからは、
紅焔龍
という別称があるのでは?と考えられています。
「破壊と再生を繰返す不滅の証」と称された歪な双角を携えた紅に燃える邪龍が存在するとなると、祖龍も怒りによってこの様な変化を遂げるのかもしれません。別種の彼らが登場するのはなかなか無いとは思いますが、それでも期待せずにはいられません。
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