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信 用を失っている
ポケモン本編シリーズは、ORAS(2014年)あたりの頃から信用を失い始め、ポケモンSVにてメタスコアの過去最低値を出すという事態に至りました。そして、つい最近はポケモンの世界大会「ワールドチャンピオンシップス」の予選「ジャパンチャンピオンシップス」のインターネット大会にて大きな出来事が起きました。
ゲーム内バグおよび、運営の対応によって世界大会の出場権を失う方が60名近く出てしまうこととなったんです。
【お知らせ】
— ポケモン公式ツイッター (@Pokemon_cojp) May 17, 2023
『ポケモン スカーレット・バイオレット』にて開催された招待制インターネット大会「ポケモンジャパンチャンピオンシップス2023 本戦」で本来意図していない挙動が発生する不具合があったことを確認しております。
信用を失う遍歴
■オメガルビー・アルファサファイア(2014年)
エピソードデルタをはじめとした新要素をあらかた情報誌などで事前に公開してしまう。
■サン・ムーン(2016年)
ポケモン図鑑にてメガシンカがポケモンを苦しめているものだと記載。
フィールドでのカメラ位置固定
下画面のミニマップは使いづらく、ほとんどミニマップとしての機能を果たしていない。
このあたりから作り方に粗が目立ってきます。
■ウルトラサン・ムーン(2017年)
「もはやここは君の知るアローラではない」と銘打った作品。
ストーリー面やフィールド面、システム面ともにマイナーチェンジ程度の変化なため「8割知っているアローラ」だった。
エンドコンテンツ「ウルトラワープライド」は操作性が賛否分かれることに。
■Let's Go!ピカチュウ・イーブイ(2018年)
ミニマップ未実装。
フィールドではカメラ位置固定。
捕獲システムをポケモンGOに寄せたもののGOとは違い、ボールを投げるまでにポケモンが「特定の行動をすると逃げ出す」という仕様になってしまっていた。
(GOはボールを投げて捕獲失敗したのち、ポケモンが逃げる or 逃げないという仕様)
■ソード・シールド(2019年)
ミニマップ未実装。
ワイルドエリアやDLCコンテンツで実装されたフィールド以外ではカメラ位置固定。
ポケモンのモデルを作り直すため全ポケモンの導入を断念したと発表していたが、社員の発言によりXYの時のモデルを流用していることが判明。一部のファンから批判を浴びた。
一部の新ポケモンのデザインが賛否両論になる。
■ブリリアントダイヤモンド・
シャイニングパール(2021年)
ミニマップ未実装。
バグが多すぎる。
ゲームシステムの影響でポケモンホームへ連れていけないポケモン(パッチール、ツチニン)がいる。
メタスコア歴代最低値を記録。
■LEGENDSアルセウス(2022年)
ミニマップ未実装。
目立った悪質なバグはチェリムなど木から出るポケモンの捕獲率が低すぎるくらいのもので、すぐに修正された。
2021-2022年の作品群ではもっとも高い評価を得た挑戦作となった。
■スカーレット・バイオレット(2022年)
シリーズ初のミニマップ実装。だが固定されずプレイヤーの方向によって回転する仕様のため、賛否両論に(のちに改善)。
非常に小さいポケモンに接触してしまったり、連続でポケモンと接触してしまうことでゲームプレイのテンポが悪くなり、ゲーム体験に大きな支障を出す。
フィールドの作り方のせいで壁の中にポケモンが出現する仕様に(DLCで追加されたフィールドでは改善)。
処理落ちによるパフォーマンスの大幅低下。
ポケモンボックスの処理速度低下(一部改善)。
ランクバトルやインターネット大会、レイドバトルなどの不具合、その他にもバグ・不具合は数多。
メタスコア歴代最低値を更新。
新 作はストーリー特化に
こんなことになるのであれば、レジェンズアルセウスやピカブイのようにひとりプレイに特化した作品をより多く出し、対人バトル以外の部分にリソースを割くべきなのでは?
と考える今日この頃。
過去にポケモンバトルレボリューション…
ポケモンバトルに特化したWiiの作品がありました。
ダイヤモンド・パールと通信することで、その作品内の自分のポケモンを登録してバトルできる、当時は画期的なシステム/ゲームでした。
現状、今のポケモンに求められているのは、
こういった
バトル専用ゲームと
レジェンズアルセウスのような
本編ゲームを分けること
だと個人的には思っています。
完全新作やリメイク作品はストーリーや新ポケモン、新技、新特性を生み出すことに特化したほうがいいと考えました。
対人バトル用に調整された技や特性は「バトル専用ゲーム」に導入されるまで対戦ユーザーには待ってもらうという形にしたほうがいいのでは?ということてす。
本編と完全に切り分けることで技や特性の効果変更・威力・命中率変更、ポケモンの種族値変更などバトル専用の調整アプデを加えることも出来るでしょう。
いわばポケモンホームの
バトル専用バージョン
みたいなものです。
ゲームシステムを根本から変更せず、なおかつルールはアップデートごとに追加したり変更する…という風にすれば、アップデートを前提とした作りのバトル専用ゲームなので不具合の発見・修正も少なくなるのでは…?と思った次第です。
「こんな小さいブログで意見したって見る開発者なんていない」って?
確かに。
でもやっぱり、LEGENDS Z-Aの後続作品がバトルの調整にリソースを割かれて、また遊びにくい作品になるのは少しでも避けたいじゃないですか…。