それがたとえ、
不毛な争いだとしても。
Rita Ora(リタ・オラ)のLet You Love Meをバックに、ミュウツーの逆襲の名シーンが描かれる。
Let You Love Meは直訳だと「あなたに私を愛させる」だが、
歌詞から鑑みると、「素直になって、あなたにもっと愛されたい」「素直になって、あなたからの愛を受け止めたい」という苦しくも愛しい気持ちのこもった歌であることがわかる。
彼らはただ愛されたい、愛したい。
愛されたいからこそ、愛したいからこそ同じ存在であるコピーはオリジナルと戦い、オリジナルもコピーと戦う。
自分の存在をかけて。
そんな争いに、本当に意味はあるのだろうか。
命と愛の尊さを、この映画は教えてくれる。