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ァミ通より

掲載元:ファミ通.com

育成のしやすさをプレイで実感!
細かい部分ではあるのだが……。野生のポケモンたちと、何度かポケモンバトルをしていくうちに気づいたことがある。それは、バトル終了後の経験値獲得にまつわるシステムの変更だ。
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 従来は、まずバトルに出しているポケモンに経験値が入ってから、ほかの手持ちポケモンたちに経験値が入るという2段階があった。これが、すべて一括で行われるように変わっており、ボタンを押すことで演出をスキップすることもできた。

 詳しく言うと、これまでの仕様だと、バトルに出しているポケモンの経験値バーがぐーんと伸びていく演出があった。ベテランプレイヤーの皆さんなら共感してくれるのではないかと思うのだが、ポケモンの育成に集中し出すと、この長さの演出でさえ、何度もくり返すと、待てなくなってしまうのだ……。

 なので、この変更は個人的にはかなりうれしい。これまで、タマゴから孵ったばかりのポケモンを育てるときに、ボタンを連打した数は数えられないほどだったので……。

 育成面でのうれしい発見はほかにも。ポケモンセンターに入ると、正面にポケモンセンターのお姉さん、向かって右手にフレンドリィショップがあるのだが、左手にもカウンターがある。『ポケットモンスター サン・ムーン』などではカフェが併設されていたため、同様のものかと思って話しかけてみると、なんとそこでは“ポケモンのニックネーム変更(姓名判断)”、“技思い出し”、“技忘れ”がまとめてできるではないか!

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このスクリーンショットでは見えていないが、画面左側にもうひとつカウンターがある。
 試しにヒバニーの技を思い出させてみると、……なんと“ハートのウロコ”などのどうぐをいっさい必要としなかった。先ほどの経験値獲得のシステムと合わせて、本作ではかなり育成がスムーズに行えるようになっているようだ。








 ックスレイドバトル

ただ、バタフリー(キョダイマックスのすがた)は、想像以上に“賢かった”。戦闘開始後、すぐに“ダイサンダー”というでんきタイプのダイマックスわざを使用。

まさか、野生のバタフリーがでんきタイプの技を使うとは思わないだろう(おしえわざで、エレキネットは使えたが)。しかも、狙ったこちらのポケモンは、みず・ひこうタイプのギャラドス。……4倍弱点だ。

 「これは、半端な気持ちで挑んだらマズいのでは……!?」と、4人が覚悟した瞬間だった(と思う)。そこからは、「わざの追加効果であいての“とくこう”を下げていきますね」、「こっちは“りゅうのまい”で“積みます”(能力を上げますという意)」といった、声掛けも自然に生まれ、より連携がとれてくる。

~中略~

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ちなみに、ポケモンをゲットできた場合も、惜しくも逃がしてしまった場合も、バトルのあとにはどうぐを入手できる。もらえるどうぐがどのような条件で変化するのかはこの時点では不明だが、なかには貴重などうぐが手に入ることもある模様。

これは、ポケモンを捕まえる以外の動機付けにもなり、ゲームプレイの進捗状況にあまり影響されず、他プレイヤーと協力してマックスレイドバトルをプレイすることにつながることだろう。

 なお、キョダイマックスできる“特別なポケモン”を仲間にできる(出会える)可能性は、とても低いのだそう……。ワイルドエリアでキャンプを張りつつ、まわりの人が貼るステッカーを確認し、キョダイマックスポケモンに挑めるかどうかをチェックするのが日常になりそう。y_5db1553a6097a



VSキョダイマックスバタフリー






 ンタビュー

──今回、プレイ序盤から新たなポケモンとたくさん出会うことができましたが、これまでの作品に比べると、発売前に公表される新しいポケモンの数が少なかったように感じます。そこには何か意図があるのでしょうか?

㈱ポケモン 大洞氏
おっしゃるとおり、事前に紹介するポケモンの数を意図的に少なくしています。皆さまにはぜひ、ご自身でプレイするなかで新しい出会いや発見を楽しんでいただきたいと思っている、というのがその理由です。本作には『ポケットモンスター』の楽しさがギュウギュウに詰まっていますので、目一杯、楽しんでいただければ幸いです。



──本作の中では、シンボルエンカウントとランダムエンカウントが混在しているようでしたが、どのように使い分けられているのでしょうか?

大森氏
『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ』でのシンボルエンカウントシステムは、とても多くのかたに楽しんでいただけたと思います。これを本作でも体験してもらいたいと考えました。

~中略~

 たとえば新たなポケモンを見つけたときには、シンボルエンカウントの方が「なんだあのポケモン? 捕まえてみよう!」という動機づけができます。

 一方、本作ではシンボルエンカウントでは出現しないポケモンも用意しています。これによって、どんなポケモンが出てくるか分からないワクワク感も同時に味わえるように作ってあります。