「対消滅:ヴォイドアウト」が
原因で生き物が大量に死んでしまう現象のことを
「死の座礁:デス・ストランディング/DS」
という。
死んだ人間が48時間以上経過すると
「ネクローシス」=「BT化現象」を
経てBTとなる。
火葬などを行えば、BTになる過程に必要な
肉体がなくなり、人間はBTにならずあの世へ行く。
人が死に、放置されるとBTとなる。
BTが人間に接触しヴォイドアウトを起こす。
ヴォイドアウトでさらに人が死ぬ。
ヴォイドアウトで死んだ人がBT化する。
そしてヴォイドアウトが更に起きる。
この負の連鎖こそ大量絶滅であるDSの怖いところだ。
こうなると人々は地上での活動を恐れ、
シェルターなどでひっそりと暮らすようになるが、そんなところでずっと暮らしていれば
、物資は尽きるし、中には精神的に病んだりする人も現れてしまう。
この世界の雨は「時雨」とよばれ、
様々な物質、生き物を劣化させてしまう性質がある。
BTは雨の降るところに現れる。
加えてBTは大きな音のするものや
生き物の発する音に反応する。
雨の中をヘリや飛行機で運ぼうものなら
あっという間に彼らに見つかり、
捕らえられ、
そして…。
そのために物を運ぶ
ポーターという仕事が重宝されるのだ。
強敵に相対した場面、
強いプレイヤーとの試合、
難しいダンジョンの攻略、
けど、「思わず笑っちゃう」なんてのは
なかなか少ない。
シリアスなゲームなのは確かだが、
ちょこちょこユニークな表現が入るのがこのゲーム。
ゲームの4分の3を超えたあたりで
急に格ゲーが始まる。
うん、わかるよ。
「は??」って思う人もいるだろう。
何を言ってるのかわからない人もいるかもしれないけど、
ホントに急に、
格ゲーが
始まるんだよね。
なんか、緊迫してる中にもユニークさが
彼との戦いにはあった。
その前の急に渡された核爆弾もそう。
めちゃくちゃびっくりしたよ。
「はぁ!? え、何で核爆弾!?」
ゲームでこんなびっくりの仕方初めてだった。
「あはははははwwwwww!急に格ゲー始まったんだがwwwww」
こんな笑いが生まれたのもゲームじゃ初めてだ。
なんだか、
このゲームで色んな体験ができた気がした。
それはあくまで「結果として」配達ゲームになっているだけだ。
このゲームは戦うという選択肢は
あくまで「選択肢」のひとつであり、
メインのとなる選択ではないはずだ。
このゲームは「歩く」ことに着目されたゲームであり、
ゲームのキャラクターのみならずネット上の人々と助けあう「繋がり」のゲームでもある。
「映画」の要素もあり、
「戦う」要素もある。
「物を作る」要素もあるし
「集める」要素もある。
ゲームジャンルでいえば
「アクション」だけでなく
「格ゲー」
「ロールプレイング」
「ホラー」
「ステルスアクション」
いろんなものが突っ込まれている。
このゲームに出会えたことで
このゲームすげえや…
と小学生のころからゲームをしている身としての感想だった。
そうだなあ、
「ゼルダBotw」
と出会ったときと同じくらいの感動。
多分、ゼルダBotwが楽しかった人は
入り込める作品だといえる。
神ゲー
ってこういうものだと
ゼルダBotwとこの作品で思い知った。
モンハンワールドやポケモンORASも、
すごくいい作品だ。
でも、感動のレベルはおそらくこれらのゼルダとデスストの2作品には及ばないんじゃと思ってしまう。
でも一個残念なのは、
ふつうの実況動画じゃ動画映えしなさそうという点。
けど、「走るダンボール箱」氏のような
魅せプレイとかなら面白い動画になるんだろう。
そんなこんなで楽しんだデス・ストランディング。
ちょっとでも興味あるんなら
絶対やったほうがいい。
管理人が強く勧めるゲームのひとつ。
ソニー・インタラクティブエンタテインメント
2019-11-08
コメントする