火竜リオレウスと雌火竜リオレイア。
正式には「リオス」という大型のモンスターであり、その雄個体がリオレウス、雌個体がリオレイアと呼ばれています。
雄は赤い甲殻に身を包み、雌は緑褐色の甲殻を持つ、飛竜の仲間です。
その性質はとても縄張り意識の強いモンスターです。
「火竜」という名前からもわかる通り、火を吐くという特徴があります。
加えてリオレウスは「空の王者」、リオレイアは「陸の女王」称されるモンスターでもあります。
特にリオレウスのその飛行継続能力は飛竜の中では随一の性能を誇ります。
その飛行能力を活かして常に縄張りを飛行して巡回、狩りも空から飛びかかるように行います。
また、火竜という名に隠れているものの、実はリオスはそれぞれ体の部位に毒を持っています。
雌なら尻尾、雄なら爪です。
そんな攻撃能力に特化したようなモンスターではありますが、リオスの夫婦仲睦まじい様子から、モンハン世界の人間たちからは、
理想の夫婦像として羨望の眼差しを受ける存在でもあります。
リオスは雄の個体であるリオレウスが圧倒的な飛行能力で縄張りの巡回を行っていることは先ほど説明しましたが、その飛行を継続する能力はどれ程のものでしょうか。
答えは「3日」。
3日もの間飛び続けることが可能なほどの体力と飛行能力の持ち主ならば、空の王者の異名も頷けます。
一度飛び立ったら中々降りてこない上、そのせいでクエスト時間がクソほど長くなってしまう、通称レウスの「ワールドツアー」?
空にばかり逃げて戦おうとしない「ヘタレウス」?
…知らんなぁ。
また、戦闘態勢になったリオレウスとリオレイアは、火竜という名の通り火を使った攻撃を多用します。
体の中に火炎袋という内臓器官を持ち、この中に含まれる粉塵を吐き出すことで粉塵が空気に反応して火球となる性質です。
このとき、彼らの喉を通った火球は、その喉をやけどさせているという、聞くとなんとも痛ましいものではありますが、このやけどは高い再生能力で即治ってしまいます。
リオスがコレを連発できるのは、この高い再生能力なしにはなし得なかったと言えます。
レウスの爪、レイアの尾には毒があります、という話をしましたが、
彼らの毒は相手を蝕み、じわじわ体力を奪うというような毒ではなく、傷つけた部分から出血が止まらなくなるという毒です。
体内のたんぱく質を破壊する酵素を含んだ毒のため、血液凝固が起こらず、出欠が止まらないため死に至るという、現実にもある「出血毒」というエグめの毒になっています。
いやはや恐ろしい。
また、モンスターハンターシリーズでは珍しく、このリオスには明確に卵から生まれて間もない幼体の姿がバッチリ映った映像があります。
また、モンスターハンターシリーズでは珍しく、このリオスには明確に卵から生まれて間もない幼体の姿がバッチリ映った映像があります。
なんとも限定的なトゲだなぁ…
こういう育児の時期、だいたいリオレウスは縄張りの巡回を行っています。
子供が生まれたばかりだと、更に警戒度が高くなるようで、普段より更に気性が荒いモンスターとなるようです。
また、子供がいなくてもリオレイアが傷付いて休んでいる最中などは、リオレウスが回りを警戒し飛び回っていることが多いため、手負いのリオスを見つけた際は不用意に近付くとかなり危険なようです。
いかかだったでしょう?
リオスたちは攻撃的な見た目とは裏腹に、かなりパートナーに対して愛情深い生き物であることがわかったかと思います。
さて、次はこのリオスたちの素材についての小ネタも紹介できたらなぁと思っちゃったりしちゃったり。
コメントする