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 目の作品は恐らく最後に…

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Pokémon Day のポケモンプレゼンツは最後に新作の発表を行うことが多いイメージ。
ということは今回も、おそらく新作のポケモン本編ゲームを出してくるのだと思います。


スカーレット・バイオレットことSVと、LEGENDSアルセウスことPLAは同時平行開発された作品のため、PLAとシステムの共通化をさせることが叶いませんでした。もしかすると、意図的に共通化を避けたのかもしれません。

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つまり、PLAで蓄積されたノウハウを全て活かすことができたであろう後継作品は、今年もしくは来年に発売を控えている作品(= 今回のポケモンプレゼンツで発表される作品)だと思われます。  


正直、悪いほうに転がらないか心配でなりません。


いくら発売がPLAの方が早かったとはいえ、平行開発され、なおかつ売り上げが大きかったのはSVです。
この事実を額面通りに受け取って、SVのよくない点を多く受け継いだ作品が生まれてしまったらどうしよう…という心配があるのです。


最終的に遊ぶのは我々消費者ですが、結局は作り手たちの匙加減にかかっています。より良い作品になることを願いましょう…。







S VとPLAは平行開発だった

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ポケモンを開発している会社「ゲームフリーク」は社内の開発システムの概要をYouTube等で紹介/公開していないため、どのような開発エンジンを利用しているかはわかりません。


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ゲーム開発者向け技術交流イベント「CEDEC(※)」でのゲームフリークのプログラマーさんの発表によると「SVとPLAの平行開発を行うに辺り、一部の開発リソースを共通化させた」という風な発表をしていました。


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大規模なゲーム会社において、自社独自のゲームエンジンを開発し、社内で共通化させるのはかなり有効な事であるとモンハンやストリートファイター、バイオハザード等で有名な企業「CAPCOM」が証明していますし、開発技術の一部をYouTube等で紹介もしています。


また2017年ごろの作品を皮切りに、世の中には自社作品の「重要な要素」を見直す風潮にあったのではないでしょうか?任天堂風に言えば「○○のアタリマエを見直す」という感じですかね?


そういう意味だとPLAは「ポケモンのアタリマエ」をゲームフリークなりに見直した作品なんだな、というのが素人目でもわかります。
ポケモンにおける重要な要素のひとつ「捕獲」に強くフォーカスした作品でしたね。


ゲームフリークの開発内容や手順が、果たして共通化によってどれだけ変化したのかはわかりませんが、少なからず開発速度は大いに変化したことかと思います。これにより、かなり無理はあるものの1年に2本のポケモンを製作することが可能になりました。


この開発速度が上がったのちに作られた新作は、どれだけPLAから引き継がれた要素があるのか非常に注目ですね。




※…シーデック。Computer Entertainment Developers Conferenceの略