
違 和感を感じるシーンになりかねない
モンスターハンターワイルズは、私が覚えている限りシリーズで初めてリアルタイムレンダリングムービーで抜刀した作品です。
リアルタイムレンダリングムービー(同時処理動画)とは、ゲームの中のデータを直接使って、ゲームがリアルタイムに計算処理を行いながらムービーを表示してくれるものです。

逆はプリレンダリングムービー(事前作成動画)。
事前に別の動画作成ソフトなどを用いて動画を作り、ムービーのタイミングで作った動画を流すというもの。生態ムービーやオープニングなどがこれにあたります。
モンハンダブルクロスまではこの同時処理ムービーと事前作成ムービーを使い分けていましたが、第5世代(ワールド)からのモンハンはゲームハードの処理性能が大幅アップしたこともあり、ほとんどが同時処理ムービー式です。
ただ、この同時処理ムービーになってできなくなったことがひとつあります。それは、
プレイヤーハンターの抜刀。
どんなに武器を取り出していなければおかしい状況でも、ムービー中にハンターが武器を構えることはありません。
個人的な考察ですが、プレイヤーが持つ武器は14種類と数が多く、モーションを都度変えるプログラムを組み込むことが面倒もしくは難しいからだと考えられます。
プレイヤーの装備は見た目が変わるだけなのでそこまで難しい処理ではないでしょうが、武器ごとにモーションを変更し、ハンターに抜刀モーションを取らせることは思っている以上にしんどいのかもしれません。

ですがワイルズではムービー中に抜刀しました。
それはワイルズのストーリー中における、
武器を初めて手に持つシーン
だったからだと思います。
たった一度だけですが、これは
モンハンにおける革命です。
Tweets by monsterya_kanri
ただ、このムービー以降は武器を構えていないと違和感があるシーンでも一切構えません。

オリヴィアさんが抜刀している「ターゲットは私だ。もう逃げられない」のシーンも、


護竜アルシュベルドやジン・ダハドなど、撃退するクエストで抜刀して戦っていた直後であろうとも、

ファビウス先生による「陣形!」の掛け声でも抜刀しません。肩を前に出すだけです。
管理人からの望みはひとつだけ。
難しかったり面倒かもしれませんが
違和感を払拭するためにも、
ムービー用に
抜刀モーションを
作って欲しい
ただそれだけです。
コメント
コメント一覧 (2)
となりのモンスター屋さん
が
しました
となりのモンスター屋さん
が
しました
コメントする